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「え？野村くんとシャオリンを仲良くさせる方法ですって？」
「そう。できるかな？友達っていうより恋人にたかしにぃはなりたいみたいだけど。」
ありんがきくとるーあんねぇはふぅと溜息をついた。
「あんたわかってんのっ。たー様はシャオリンのことが好きなのよ。シャォリンと野村くんを仲良くさせたらたー様が悲しむってこと。」
「えっ、そうなの！！」
「そーよ。・・知らなかったわけ？」
こくりと頷くと呆れた顔をされた。
「じゃあ駄目かなあ？たかしにぃとは友達で主ぃとは恋人で。」
「だからー、今はだいだいそういう感じなんでしょー。もーっ、あたしだってたー様のこと好きなのよぉ。」
「じゃあありん、だれを応援すればいいの？」
「・・なんでそう応援したがるの？」
「翔子ねぇとか見て。人のためなのにあんなに頑張るのが凄くいいと思ったから！」
なるほど・・といった顔でルーアンねぇは読んでた本を閉じた。
「私は恋することの方がいいと思うわよ。ま、人それぞれね。」
「・・・ルーアンねぇは凄いね。だって好きな人の好きな人が分かっても全然びくびくしないんだもんね。」
「へっへん。そんなことで悩んでたら恋なんてできないわよっ！」
やっぱるーあんねぇはいい人だなあ。花織ちゃんもそうだけど。
ん・・・？花織ちゃん・・・？そうだっ！
「じゃあ私たかしにぃのこと応援するよ。でもまあ、それはだれにするかは秘密だけどねっ」
「ま、頑張りなさい。で、野村くんとだれをくっつけるの？」
「それは・・・花織ちゃん！」
あとがき
はあー、みじかい。
ありんはたかしとしゃおりんじゃなく、たかしと花織にしたんですね。
じゃあ。また一応つづくので。 |
