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生きる意味
（俺はなぜ生きているんだろう。）
ある日、そんなことをふと思った。
『子孫を残すため』
それは、人間の動物的な本能であって、答えにはなっていないと思う。
『自分の夢をかなえるため』
それも違うとおもった。例えば、「○○になりたい」と言う将来の職業
についての夢を持っていたとする。それは、働けなくなってからのこ
とは、まったく考えられていないと思う。
「夢」と言うのは、こんなふうに生きて行きたいという「希望」であり
これも答えにはなっていないと思う。
いくら考えても答えは見つからない。
だが、死のうとは思わない。
人間の動物的な本能かもしれないし、死ぬのが怖いかもしれない。
そんなことを考えている俺の背後から、シャオの声がした。
「どうなされたんですか、」
シャオは心配そうな顔をして俺の顔をのぞきこんできた。
「大丈夫、ちょっと考え事してただけだから。」
すると、
「私でよければご相談してください。」
そのとき、俺は思った。
（「生きる意味」なんてことをに言ったら、シャオを傷付けてしまうかもしれ
ない。そんなことしちゃいけない。）
そう思った俺は適当なことを言ってごまかした。
「いや、数学の宿題の答えを考えてただけだから。」
そういうと、
「じゃあ、いっしょに考えましょう。」
本当はそんなものないので、
「もうわかったからいいよ。」
といってごまかした。
「そうですか、じゃあ、お先に寝させていただきます。」
シャオはそういって言って、リビングをでていった。
そんなをシャオ見て思った。
（をいつか使命から開放して、こんなことを語り合いたいな。）
そのとき、答えがわかった気がした。
（俺はと一分でも一秒でもシャオといっしょに居たい。そのために生きていく。）
それは俺のかってな思い込みかもしれない。
けれど、今はそれが一番答えに近いものだと思う。
あとがき
はじめまして、乎二郎と申します。
初めて書いたので、おもしろくないかもしれません、すいませんでした。
これからも、時間があったら書いてみようと思います。
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