346 | Reply | バグ夫くん9 | よしむら | 2003/12/27 11:00 | ||
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いつものごとく、バグ夫はよしむら宅にお邪魔しています。 「今回は何をするんだ?」 「うむ。以前書いた『天国に一番近いKanon』を覚えているだろうか?」 「えーと…うわ、掲示板のログ見たら2年も前の作品じゃないか。もうそんなに経つのか…」 「あのおまけで『天国に一番近いONE』の予告みたいなのを書いたんだ。 いや、もちろんホントに書く気はなかったんだけども。 実は最終回のネタだけはね、考えてたんだ。せっかくなんでここで出してみようかと」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 最終回のあらすじ。 天使、みさおから与えられる命題をなんとかクリアしてきた浩平。 最後の命題は「みさおと別れられなければ即死亡」。 一度は死別した妹。みさおともう一度別れなければならない。 悲しい命題に苦悩する浩平。 一方で浩平に過去の約束がいよいよ迫ってきている… そして浩平の前に姿を現す幼少の瑞佳のような姿の少女。 浩平を永遠の世界に引き込もうとする。 しかし浩平は現実を生きようとする。 これまでの命題をクリアする中で浩平は成長し、変わっていたのである。 だが浩平の抵抗もむなしく徐々に引き込まれていく。 そこへ浩平をかばって現れたのがみさお。 「みさお!?お前何してる!?」 「私が…私が身代わりになる!そしたらお兄ちゃんは助かる!」 「馬鹿言うな!そんなことしたら!」 「大丈夫!私は天使だから!そのうち自分で出られる!」 「だけど…もう会えなくなるんだろ…」 「…うん…」 「いやだ…みさお!行かないでくれ!俺を一人にしないでくれ!」 「お兄ちゃん!!私はもうすでに死んでるのよ?もう二度と会えないはずだった。 それがこうして再び会えて…しばらく一緒にすごせただけでも…奇跡なんだよ…」 「でも…でも…」 「お兄ちゃん…現実を生きるんでしょ…だから…私がいなくなる事も…ちゃんと受け入れて…」 「……くぅ…」 「それに…もう一人じゃないでしょ…お兄ちゃん…だから…大丈夫…」 「みさおっ…!」 「…お兄ちゃん…さよなら…」 やがて、浩平の身代わりとなってみさおは永遠に引き込まれていく。 全てが終わり、消え去った少女とみさお。 一人残った浩平はしばらくの間、泣き続けた。 そして月日は流れ、クリスマス。 瑞佳達と街へ出掛けている浩平。 友人達と過ごす日々は楽しい。 だがふと思い出されるのはみさおの事。 「みさお…俺の人生…これでいいのか…?」 その時、突風にあおられて飛んできた紙切れが浩平の顔に被さる。 「うわっ…なんだこれ…」 そこにはこう書かれていた。 『お兄ちゃんの人生、それでいいんだよ!』 「そっか…あいつ、無事に天国に帰れたのか…」 自然と浩平の顔に笑みがこぼれる。 「こーへーっ!何してるのーっ!?」 「あぁ、わりぃ。今行く!」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「てな感じで終わる」 「原作と違い浩平は永遠に行かないのか」 「うむ。ONEの根底を覆すようでなんだが自分としてはこれがけっこう気に入ってる」 「そっか…」 「ちなみにこの後天近AIRの予告を」 「2秒でばれる嘘をつくなっ!」 後書き いきなり最終回。たまにはこんなネタも。 ラストシーンは一応ドラマの天近のパロディです。 |
347 | Reply | 1は… | 空理空論 | URL | 2003/12/30 01:20 | |
cc9999 | ||||||
命題的に、みさおとどうこうはいい流れと思います。 問題的には、各々の命題をどうするかってことで悩むでしょうけど(笑) ただちょっと、永遠の世界との繋がりがちょっとあれかな…とも。 あと…AIRは絶対やめといた方がいいと思います。 (万が一書きたくなっても) 実質、同じ方式では無理でしょうから(謎苦笑) |
348 | Reply | Re:バグ夫くん9 | Foolis | 2004/01/03 10:50 | ||
cc9999 | ||||||
最終回ネタですか。 自分も結構ありそうですね。自分は最後から作っていくことが多いですから。 いい感じでまとまっていていいと思います。 AIRも…やってほしいような(苦笑 では |
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