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よしむら宅にて。
「んじゃ今回もボツネタ掃除行ってみようか」
「またかい…」
「すっかりボツネタ処理担当ね…私達」
もうつっこむ気力すらない二人。
「今回は三つ。まず一つ目はあずまんが大王のパロＳＳでタイトルは“This
is
大阪ストラット”」
「ど、どこかで聞いた事のあるタイトルね」
春日歩（通称大阪）の大阪時代の友人が遊びに来た。
それを見た智や神楽はこの機会に春日の家を訪問。
そこで見た意外な事実とは…
「好きなんよー、大阪こと春日歩」
「あーはいはい。で、このネタで何をやりたかったの？」
「うむ。この話では春日の家は美浜家程ではないがそこそこの小金持ちという設定なんだ。ここで智や神楽はまず驚くわけだ」
「原作ではその辺全く謎だからねー」
「んで春日の友人の話から春日は中学時代に彼氏がいたと判明するのだ！春日はこういう話には疎そうだったから智も神楽も仰天だ」
「そういや原作１巻で春日が“みんな彼氏おらへんのー？”と言うシーンがあるな…あれも一種の伏線？」
「ま、そういう事だな…」
「で、ボツにした理由は？」
「理由は二つある。一つはあんまりオリキャラ出したくなかった事。もう一つは…全く同じタイトルのあずまんが同人誌がすでに存在すると知ったから」
「考える事はみな同じか…」
「そゆこと」
「二つ目だ。今度はオリジナルネタ、仮タイトルは“うちの子は大魔王”」
ある２０代の男が小さな女の子を拾ってしまう。
「まお」という名の謎の女の子は何故か男を「パパ」と呼んでよく懐いた。
そしてある時こう言い出した。
「あたしおっきくなったらだいまおーになってせかいせーふくするの」
「なんじゃこりゃ」
「うむ…魔王を短くして“まお”って呼んだら女の子みたいで可愛いなぁと言う思いつきからなんでこんな展開になったのか…自分でもミステリー」
「まぁよしむらのネタが馬鹿なのは今に始まった事じゃないけど…」
辛辣っすねラリ子さん。
「主人公の男はまおの可愛さに『落ち着け俺っ！俺にそんな趣味はないーっ！』と一人で悶えてるわけだ。そんな男の苦悩など知らずまおは『せかいせーふくしたらパパといっしょにくらすの』などと言うのんきっぷり、それでよけいに男は悶えて世界征服をなかなか止められない、と」
「アホだな…」
「ボツにした理由は単純にオチがつけられそうになかったから。どうやって収拾つけんだコレ」
「三つ目は…ネタですらないな。ただの思いつきだな」
ＲＰＧみたいな呪文でも考えてみようか…なんて。
なんとなく思いついたモノを適当に羅列。
フレイム…火属性攻撃
ウォーター…水属性攻撃
サイクロン…風属性攻撃
ロック…地属性攻撃
フリーズ…氷属性攻撃
スパーク…雷属性攻撃
フラッシュ…光属性攻撃
ダークネス…闇属性攻撃
ノヴァ…上記の８属性呪文を合体させると発動する最強の無属性攻撃
キリング…即死攻撃、ただしよく失敗する上に敵が強いと効かない
スナイパー…無属性攻撃、必ず当たるが威力は低め
クラッシュ…無属性攻撃、威力は高いが命中率は低め
アンチアタック…一切の攻撃を無効化するバリア
ドッペル…呪文を唱えて最初に見た物に変身、容姿や声色、能力や記憶までコピー出来てしまう、ただし変身時間は３０分
リセット…呪文の効果を解除する
ソニック…素早さアップ
パワフル…攻撃力アップ
タフネス…防御力アップ
オーバードライブ…上記の３つ全てアップ、ただし効果は３分、しかも終了後は物凄く疲れる
バイタル…回復呪文
リライブ…蘇生呪文、ただし死体に致命的な破損があると駄目、また死後時間が経つ程成功率は落ちる
「ほんっとうに考えただけね…」
「うむ…まぁせっかく考えたんだからどっかで使えたらいいかなぁなんて」
「使い道が思いつかないからここで出してるんだろーが」
「はい…」
どうでもいいがこのネタはアニメ“らいむいろ戦記譚”見てた時にふっと思いついた（実話）。
全然関係ないやん…これもまたなんで思いついたのか謎だったり。
「以上、今回のボツネタ掃除でしたー」
「次回から新シリーズの予定だぞー」
「いつになるかわかんないけどね」
書けたらいいなぁ。
後書き
相変わらずアバウトなノリ全開で読んでる人置いてきぼりです。
いい加減がモットーのシリーズなんで（やなモットーだ）
ホントに次回から新シリーズの予定。
でも書く時間ないデス… |
